他社が、ヘナを手で選別したり100メッシュの振るいにかける工程を導入出来ない理由は、
コストが一番の問題ですが、機械で選別したノーマルヘナの場合10トン出来上がってもそこから、HQヘナは不純物を手作業で徹底除去によりさらに2トン廃棄され8トンとなります、そこからさらに100メッシュのフィルタ-を通していますので、HQヘナはとんでもなく品質を追求したヘナと言うわけなのです
結果として殆どのメ-カ-ではそこまでの品質を求めないのが現状なのです
HQヘナはCOZYでしか味わえないヘナなのです
HQヘナの量に対して、10%のココナツオイルを加え、60℃で約2.8倍のお湯でしっかり攪拌します。ココナツオイルを加えるのは、入れないよりも濃く染まる事と、よりツヤが出るからなのですが、お客様の要望でココナツオイルを入れない場合もあります。
お湯の量は、ヘナの収穫時期や乾燥状態の違いから、もっと少なくなることもあります。
しっかりかくはんが終わった状態のHQヘナを、約2日間熟成をさせます。
攪拌直後のヘナよりも、熟成させた方がより濃く染まるからです。
塗布当日に、ヨーグルトメ-カ-にセットをして、41℃に設定をして事前に温めておいて、冬場の塗布でも、最後まで冷たくなる事の無いヘナを塗布できるようにしています。
そして写真の様に2日前に作り置きをしたヘナを使うことによって、熟成期間でタップリとローソニア・アルバが染み出るお陰で、作り立てのヘナよりも濃くヘナがしみ込むのです
塗布前の状態は、乾いたままの髪の毛にヘナを塗布しています
例外としては、市販のシャンプ-・トリートメント・コンディショナ-等で、髪の毛に何かしらの物質が残っている 等の手触りのお客様には、当店でシャンプ-をさせていただいたいます
ヘナやインディゴ等の100%植物で、髪の毛を染める時は髪の毛に何も残っていない状態が、とても大切なんです
すっびんの素髪がとても大切で何か残っていると染まりが良く無い事が多く、熟成させた最高の状態のヘナの良さを、体験してほしいとCOZYでは考えています。
加温中にヘナが乾かない様に、蒸しタオルで包みます
加温中にヘナが乾かない様に、蒸しタオルで包みます
更に乾燥防止でラップを巻いて
最後にキャップを被せて
そして、ようやく加温で時間COZYでは、50分~90分です
この時は60分間加温して、シャンプ-直前です
シャンプ-後
仕上げです
HQヘナ等のヘナだけで白髪が多い方を染めるとヘナのオレンジ色が目立つお客様がいらっしゃいます
そんなお客様には、幾つかの方法で対応させていただいています
来店直後のS様の写真です。HQヘナの後にインディコミックスのシコン色で2ど染めをしています
2日前に作り置きをして熟成したHQヘナで50分加温の後のシャンプ-直後です
このまま2~3日経つともっと落ち着いた色に成りますが、上の写真と見比べると明らかにオレンジ色ですよね
そこで、シコン色でもう一度染めます
その結果、オレンジ色が大幅に軽減されます
緑ぽい色も2~3日で空気酸化をして、ご来店直後の落ち着いた茶色ぽくなるのです
下の写真は、プロ-後のお帰り直前の写真です
HQヘナだけでも1~2週間の間隔で3回以上続けて染めていただくと、濃いワインレッド色になります
ここまで濃く染まると最高の手触り・ツヤを実感できて、お友達から褒められる髪の毛に成っています